シンポジウム・講演賞など活動情報

バイオ関連化学シンポジウム

生体機能関連化学部会では、1985年の部会発足時より当該分野の研究の活性化と最先端研究成果の発表と情報交換、さらに質疑応答を通じて議論を深めるため「生体機能関連化学シンポジウム」を毎年開催してきました。同じく日本化学会のバイオテクノロジー部会との合同でバイオ関連化学合同シンポジウムとしての開催を経て、現在は「バイオ関連化学シンポジウム」として毎年原則9月に開催しています。

最新のシンポジウム

第16回バイオ関連化学シンポジウム

開催日時:2022年9月10日(土)〜12日(月)
(ニュースレター掲載の開告から日程が変更になりました)

開催場所
9/10(土), 11(日):名古屋大学東山キャンパス(ハイブリッド)
9/12(月):オンライン

実行委員長:堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科) 公式ページ

Graduate Student Session

生体機能関連化学部会では、2022年の第16回バイオ関連化学シンポジウムより、次世代を担う博士後期課程の学生が主体となってセッションを企画・運営することで、学生の主体性の成長や学生間の活発な交流を通して、研究者として成長することを目指し「Graduate Student Session」を設けました。初回となる今年度は、開催地である名古屋の博士後期課程の学生8名が学生実行委員として企画・運営を行っております。開催日時は第16回バイオ関連化学シンポジウムの最終日(9/12)にオンラインでの開催となります。学生実行委員が選定し交渉して招待した3名の先生方にご講演いただく予定です。

開催日時:2022年9月12日(月) (オンライン開催)
HP:https://confit.atlas.jp/guide/event/biosympo2022/static/GraduateStudent
招待講演(五十音順):

  • 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 チームリーダー/ 五十嵐 龍治 先生
  • 名古屋大学 細胞生理学研究センター・大学院創薬科学研究科・糖鎖生命コア研究所 教授/ 大嶋 篤典 先生
  • 理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー・東京大学 生物普遍性研究機構 教授/ 古澤 力 先生
  • 学生実行委員:
    牧野航海(実行委員長、名大院工)、野場考策(名大院工)、笹原純(名大院工)、東秀憲(名大院工)、稲葉大晃(名大院理)、中嶋雄哉(名大院工)、沖田ひかり(名大院工)、横山侑弥(名大院理)

    過去のシンポジウム一覧

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    バイオ関連化学シンポジウム講演賞

    生体機能関連化学部会では、2000年の第15回生体機能関連化学シンポジウムより「生体機能関連化学部会講演賞」を設け、本シンポジウムのより一層の活性化をはかることとなりました。バイオ関連化学シンポジウム開催に伴い「生体機能関連化学部会講演賞」は「バイオ関連化学シンポジウム講演賞」に移行しました。
    • バイオ関連化学シンポジウム講演賞(生体機能関連化学部会講演賞)
    • 目的:生体機能関連化学に関する若手研究者の育成
    • 対象:原則として40歳以下で、受賞時に部会員になって1年以上経過した者(若年層を優先します)
    • 選考対象:バイオ関連化学シンポジウムにおける口頭発表を対象にします。
      ※ 選考希望者は、シンポジウムの講演申し込み時に備考欄に「講演賞申込希望」と、明記して申請して下さい。

    最新の講演賞受賞者

    第23回受賞者(第16回バイオ関連化学シンポジウム:2022年9月10日〜12日)

    1. 稲葉 央(鳥取大院工)
      「Tau由来ペプチド融合タンパク質による微小管超構造体の創製」
    2. 真鍋 良幸 (阪大院理)
      「合成生物学的アプローチによる細胞表層糖鎖ネットワークの解析」
    3. 三木 卓幸(東工大院生命理工)
      「YKペプチドタグによる細胞内での人工相分離液滴モデルの形成」
    4. 森廣 邦彦(東大院工)
      「腫瘍溶解性ヘアピンDNAペア:マイクロRNA駆動型DNA自己組織化を介した選択的細胞毒性誘導剤」

    過去の講演賞受賞者一覧

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    バイオ関連化学シンポジウム優秀ポスター賞

    生体機能関連化学部会では、2015年の第9回バイオ関連化学シンポジウムより、優秀な学生の更なる育成と活性化を目指し、「バイオ関連化学シンポジウム優秀ポスター賞」を設け、学生の方も含めた本シンポジウムのより一層の活性化をはかることとなりました。

    最新の優秀ポスター賞受賞者

    第23回受賞者(第16回バイオ関連化学シンポジウム:2022年9月10日〜12日)

    Chemical Communications賞

    師 悠季(名大院理)
    「細胞内グルタチオン濃度変化のリアルタイム追跡を可能にするオルガネラ選択的近赤外蛍光プローブの創製」

    RSC Chemical Biology賞

    鳥井 健司(阪大院工)
    「タンパク質表面修飾を利用した光スイッチング蛍光分子の光安定性の向上」

    Organic & Biomolecular Chemistry賞

    伊藤 史哉(名大院理)
    「環境汚染物質分解を目指した擬似基質添加P450発現細菌による菌体内反応」

    シンポジウムポスター賞

    1. 沖田 ひかり(名大院工)
      「人工核酸L-aTNAとSNAの化学的な鋳型合成の速度論解析を基盤とした長鎖伸長反応法の構築」
    2. 梅本 駿(名大院工)
      「mRNA配列の翻訳効率と精度への影響の網羅的解析と人工抗体・環状ペプチドの高多様性ライブラリ創製への応用」
    3. 松本 隆聖(大阪公大院農)
      「立体選択的マイケル付加反応を志向した人工金属酵素の開発」
    4. 宮原 涼(九大院薬)
      「酸化損傷塩基2-オキソアデニンを特異的に認識しシーケンシングを目指した新規人工核酸の開発」
    5. 堀井 俊平(早大院先進理工)
      「顕微ラマン分光計を用いたStreptomyces avermitilisの形態分化におけるavermectinの局在解析」

    過去のポスター賞受賞者一覧

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    International Symposium on Biofunctional Chemistry (ISBC)

    生体機能関連化学部会では、幅広いケミカルバイオロジー分野で世界をリードする研究者による交流を深めることを目的とし、国内外の著名な研究者を招待講演者とした最新の研究発表に加え、各分野を代表する国内若手研究者による研究報告をおこなうInternational Symposium onBiofunctional Chemistry (ISBC)を企画・開催しています。2012年に第1回としてISBC2012を開催し、2017年には濱地部会長が領域代表を務める新学術領域「分子夾雑の生命化学」と合同で、第2回としてISBC2017を開催しました。ISBC2017では、世界をリードする研究者による口頭講演30件と104件のポスター発表が行われました。また、各セッションでは、国内外の著名な研究者を招待講演者とした最新の研究発表に加え、各分野を代表する国内若手研究者1名による研究報告が行われまたした。一般参加者135名(内、外国人招待講演者18名)、ポスドク•学生参加者65名の合計200名と予想以上の参加があり、大変盛況なシンポジウムとなりました。

    ISBC2017 レポート

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    バイオ関連化学若手フォーラム

    生体機能関連化学部会では、当該分野の若手研究者の活性化と最先端研究成果の発表と情報交換、さらに相互交流を深めるため「生体機能関連化学部会若手フォーラム」を開催してきました。「バイオ関連化学シンポジウム」として開催されることを受け、現在は「バイオ関連化学シンポジウム若手フォーラム」として、毎年原則「バイオ関連化学シンポジウム」の前日に開催しています。今年度はシンポジウムの前々日(9/8)に若手研究者、学生の交流を目的とし、自己紹介、研究紹介、シンポジウムでのポスター発表の予告を目的としたショートトーク会とオンライン懇親会、前日(9/9)はハイブリッド開催にて、5名の先生方を招待し、ご講演頂く予定です。

    第9回バイオ関連化学シンポジウム若手フォーラム

    HP:https://www.9th-biosympo-wakate-forum-2022.com
    日程:2022年9月8日(木)(オンライン開催)~9日(金)(ハイブリッド開催)
    会場:名古屋大学工学部1号館2階 121講義室(9/9のみ) + オンライン(Zoom等)
    参加費:無料
    参加登録:7月1日~7月31日(予定)
    招待講演(敬称略、五十音順):樫田 啓(名古屋大学)、田中 祐圭(東京工業大学)、 野中 洋(京都大学・ERATO)、花岡 健二郎(慶應義塾大学)、森 健(九州大学)
    世話人:堂浦 智裕(代表、名大院工)、有安 真也(名大院理)、石川 聖人(長浜バイオ大)、川口 充康(名市大院薬)、木村 康明(名大院理)、藤野 公茂(名大院工)

    過去のフォーラム一覧

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    生体機能関連化学部会・若手の会サマースクール

    生体機能関連化学部会では、当該分野の若手研究者の活性化と最先端研究成果の発表と情報交換、さらに相互交流を深めるため「生体機能関連化学部会若手の会サマースクール」を開催しています。

    最新の若手の会サマースクール

    生体機能関連化学部会若手の会 第34回 サマースクール
    HP:https://sites.google.com/view/seitaiwakate34thsummer
    会期:2023年7月20日(木)~21日(金)
    (対面開催で企画をしておりますが、コロナウイルス感染症の状況次第ではオンライン改正に変更の可能性あり)
    会場:あいち健康の森プラザホテル
    世話人:有安 真也(名大院理・代表)、小野田 浩宜(名大シンクロトロン光研究センター)、片山 耕大(名工大院工)、嶋田 泰佑(名大院工)、堂浦 智裕(名大院工)、久松 洋介(名市大院薬)
    参加費・参加申込・招待講演者等、決定次第、上記HPにてお知らせ致します。

    過去のサマースクール一覧

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