Last updated: June 11, 2016


生体機能関連化学部会 入会案内




生体機能関連化学部会について

生体機能関連化学部会は1985年,日本化学会の第3番目の部会として設立された会です。本部会では,理学・工学・薬学・医学・農学の領域に及ぶ生体機能に関連する化学について,生体分子や機能性分子,生体機能模倣分子等を駆使して,生物有機化学,生物無機化学,さらにはケミカルバイオロジー等の化学的研究を展開しています。タンパク質,酵素や核酸,ペプチド,糖質,脂質分子から細胞が関わる生命現象を化学的に理解する学術研究とそれらを応用するための化学技術の発展を目的とした事業を展開しています。バイオテクノロジー部会との合同年会であるバイオ関連化学シンポジウムの他,部会国際シンポジウムや若手フォーラム,若手の会サマースクール等,魅力ある活動も活発に行っています。

会長から

生体機能関連化学部会は1985年(昭和60年),日本化学会の部会として設立され,30年に及ぶ歴史をもつ会です。その前身は1973年に始まった「酵素類似様機能を持つ有機化学反応の研究会」に由来します。当時,海外でのBioorganic ChemistryやBioinorganic Chemistry,Biomimetic Chemistry等の新しいバイオ関連化学の興隆の波が国内でも起こってきた時代に偉大な先輩方のご尽力によって発足しました。生体分子の機能を理解し,応用するための生体機能の模倣化学研究から始まり,タンパク質や酵素,核酸分子がテーラーメードに合成できるようになるにつれて,生体分子そのものを解析し,利用する化学研究へと広がりを見せ,生体機能の関わる最先端研究が広範囲に展開されています。本部会は,生命を化学し,応用すること,あるいは生命をインスパイアした機能性分子とそのシステムを開発する部会へと成長してきています。本部会が対象とする研究は,理学・工学・薬学・医学・農学の融合領域の課題を解決し,ますますその重要度を増していくと考えています。
 本部会は,700名を超える正会員,学生会員,法人会員により構成されています。今後とも皆様方にとって魅力ある部会になるよう努力してまいりますので,是非とも本部会にご入会いただきたいと存じます。   (2016年)


 会員種別    年会費
 正 部会員  日本化学会 会員  3,000円
         非会員  4,000円
 学生 部会員    1,000円



入会ご希望の方は、Webページにアクセスし、必要情報を入力頂きますようお願い申しあげます。


〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1ー5
      日本化学会、生体機能関連化学部会係
      FAX; 03-3292-6318





Return to Top Page
Return to CSJ Home Page